“ 泣き虫な太陽 ”

同じスタジオで働く仲間達は、彼女の事をこう呼ぶ。

森 美咲 (もり みさき) 25歳

メモリスネームは【もりりん】

現在、勝川スタジオのスタイリストとして活躍中。

なぜ 彼女が  “泣き虫な太陽”
なのか

「私、喜怒哀楽が激しいんですよ!
楽しいときはめちゃくちゃ笑っていたいし
悲しいときは、とことん泣いて引きずらないようにしてるんです」

彼女からその言葉が出たとき
“泣き虫な太陽” の意味がすぐに理解できた。

彼女は自分に素直なのだ。

毎日、無邪気な笑顔を見せてくれて

周りをも巻き込んで  明るく楽しませてくれる太陽のような存在。

でも、その太陽は

時に人目をはばからず涙する事もあるのだという。

「店舗の先輩方には
本当に、私のすべてをさらけ出してると思います(笑)
仲間の店舗異動があったときに、泣いてしまった事があって。
その時に、営業後にも関わらず何時間も私の話を聞いて下さったんです。
正直こんな先輩方は、今までで初めてでした」

申し訳なさそうに、
でも どこか嬉しげに 頬を緩ませながらこう話してくれた彼女。

“良い人間関係が築き上げられている”

それが滲み出ていた。

メモリスでも貴重な存在の、元美容師という経歴をもつ彼女が
当時の事を語ってくれた。

「美容師時代、スタッフルームの中と言えば
自分空間でしかなくて
スタッフ同士のコミュニケーションはほとんど無かったんです。
本当に“休憩する時間”という感じでした。

その環境が当たり前だった私にとって、メモリスで働き始めて
一番戸惑いを感じたギャップ実はスタッフルームという空間でした、、」

そう 実は彼女
メモリスに入社直後、極度の人見知りを発揮していた。

「必要最低限の会話しかなくて
なかなか馴染めなかった私に、当時所属していた一宮店の井上チーフは
うまく私がみんなの会話に入っていけるように
促してくれたり、すごく気を遣ってくださったんです。
一番のきっかけは、店舗の食事会の幹事を任された時でした。

必然的にみんなと会話が生まれる幹事役をしてから、
みんなとの壁も無くなり 自然と自分を出す事もできるようになりましたね」

今ではこんな表情を恥ずかしげも無く
見せてくれる彼女。笑

裏も表も無く
いつも明るく素直に、キャストの仲間達やお客様と接する事が出来る。

そんな彼女だから
気づけばいつも誰かが、そばで支えてくれているのだろう。

「美容師経験をしてきたからこそ
生かされてることも、もちろんたくさんあります!

メモリスは7歳までのお子様がメインで、
初めての体験で緊張している子もたくさんいらっしゃいます。
スタイリストは、お子様と一番最初に接するキャスト。

“もりりん”として、どれだけ 楽しい雰囲気を作れるか、
どれだけ 緊張した空気を解きほぐす事ができるか。

前職で培った、“会話力” がここで自然と出せるんです。

それはパパとママにも同じ事。
初めてあったとは思えないくらいに打ち解け合うことも多いんですよ」


話している最中でも、笑顔を絶やさない彼女。

『仕事は楽しまないと意味が無い』のだという。

天真爛漫で穏やかな表情の奥に見えたのは

“自信” と “希望”

そんな彼女が、一呼吸置いてから
ゆっくりと話し始めた。

「実は過去に、ある後輩が悩んでいるときに
私は気づいてあげられなかった事があって、、」

少し下がったトーンが気になった。

「彼が、前の店舗の先輩に相談しに行ったと聞いて、、
正直、悔しかったんです。
私がもっと気にかけていたら、話を聞いていれば、、
同じ店舗にいる仲間として情けなくなって。。

もう二度と同じことは繰り返したくなくて」


「メモリスのスタイリストとして
スキルやセンスを磨くのはもちろんですが、
その前に、メモリスキャストとして
大切な仲間の一番の理解者になりたいと思っています。

悩んでる時は一番に気づいてあげたい。
楽しいときや嬉しいときは一緒に喜びたい。

たくさんの先輩が私にしてくれたように、私もみんなを大切にしたいんです」

そう言って、また彼女はその太陽のようなキラキラした笑顔を見せてくれた。

毎日一緒に働く仲間だからこそ
たくさんコミュニケーションをとりたい。

厳しくもお互いへの理解を高め合える関係でいたい。

純粋に、彼女から出た そのままの気持ちだった。

そこには

1年前、人見知りで ぎこちなかった “もりりん” はもういない。

とても頼もしくなった彼女。

きっと、メモリスキャスト全員の”太陽”になる。

そんな”奇跡”をも叶えてしまうのだろうと感じさせてくれた。

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Photo by >> Kazuhito Hotta