「 僕は、いわゆるオタクです 」

恥じらいもなく 自らを そう説明するのは
現在 勝川スタジオのキャスト 森 亮 (もり りょう)

通称【もりお】

* * *

Memorisに入社前
彼は 児童館職員だった。

実は 子どもが大好き
その クールな風貌からは ギャップさえ感じさせる。

「何のオタクか、ですか?仮面ライダークウガです!
子供の頃から見ていて、今でも大好きなんです!」

今までの淡々とした話口調から 一変し、声を弾ませて楽しそうに語り出した。

そう、彼は自他共に認める仮面ライダーオタク。

「クウガは人のために頑張れる人。
自分の事よりも、圧倒的に人のために力を尽くすんです。
子供ながらに 僕もそういう大人になりたいって思っていました。」

キラキラした目で話す彼の姿は
まるで無垢な少年のようにさえ感じさせた。


そして 少し照れたような表情で こう続けた

「実は、この時計僕の大切なものの一つで、、
クウガモデルの時計なんですよ。クウガと同じ時計。」

「本当にクウガはヒーローで
僕がクウガに変身する夢も見るくらい好きなんです!」

間違いない、オタクだ。

好きなことには飽きもせず とことん深く愛情を注ぐ彼。

そんな彼が、
Memorisの一員になったことで
今までの自分では想像もできない、
貴重な経験をしている と話してくれた。


「初めてなんです。
“夢” を追いかけている自分が。」

「Memorisに入社して約5ヶ月ですが、
やっと気持ちに余裕が出てきたくらいです。
辛かったですね。
自信もなければ、達成感もない。
はじめは相当暗かったと思います(笑)」

冗談交じりに 話し始めた。

 「努力も今までしたこともなく、
ゆとり世代だと言い訳して
つまづいては 諦めてきた人生で・・」

一瞬、表情が曇りかけたが 彼はすぐにこう切り返した。

「でも、Memorisのメンバーと関わることで
勇気をもらいました。
みんな 本当に努力を惜しまないんです。
僕も、その影響を受けた一人で。。

キッズフォトスタジオということで、不安や戸惑いの方が大きく
当時、白壁スタジオに在籍していた僕は
『やっぱり無理なのかな』と いつもみたいに諦めかけていました。
その時、いつも気にかけてくれていたのは
白壁スタジオのチーフ  森藤さんでした。

実は、当初のニックネームは「モーリー」だったのですが
途中から “もりお” に改名されたんです。
おかげでそれから、子供たちやメンバーにも
“もりお!” と親しまれるようになりました。
もともと自己表現が苦手な僕が
それからは笑顔が増えたと言われるようになったり
気持ちをストレートに表現できるようになりましたね。」

彼の澄ましたクールな表情の奥に
嬉しさが滲み出ているのが分かった。

「変身したんです。この空間に1歩踏み入れることで
“もりお” という正義のヒーローに。」

「今、僕がこの場所で
笑って 夢を追いかけていられるのは
全部みんなのおかげなんです。」

いつになく 真剣な表情。

ゆったりとした 落ち着きのある口調で
懸命に言葉を探しながらも素直に伝えてくれた。

きっと
この半年という短くも長い期間の中で
彼なりに 自分と向き合い
他からの愛情を受け
数多くの “初めての自分” と出会ったのだろう。

それは 必ず
彼の人生の糧になるに違いない。

そんな彼に これからの目標を聞いてみた。

一瞬、眉間にしわを寄せた後
はっきりとこう答えた。

「かっこよくて おしゃれな写真といえば “もりお”が一番!
って言われるようになります」

まるで その未来が見えているかのような
まっすぐな瞳をしていた。

「それに、クウガのように
外見も内面もカッコイイ人にもなりたいです!」

素直で 無邪気で
不思議な魅力を持つ “もりお”

途中で 夢を投げ出すような 過去の弱い彼は
もう そこにはいない

そして

“もりお” というヒーローの物語は
いま、はじまったばかり。

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Photo by >> Kazuhito Hotta

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